バードウォッチングを楽しもう
日本のバードウォッチング人口は100万人とも言われています。森林、河川や湖沼、湿原、海岸(干潟など)と、鳥類が多い様々な環境に人間が出向いて行われることから森林浴やハイキングなどと兼ねることも可能で、幅広い年齢層が楽しめる趣味として人気があります。
野鳥とは、鳥類のうちペットや狩りに用いるために飼われている以外の鳥のことをいいます。山野や水辺など自然の中で生きる鳥はもちろんですが、飼育下にないという意味では身近な鳥であるスズメやカラスなども含まれます。
バードウォッチングは適度な運動効果に加え、鳥の声や姿を通して癒しやリフレッシュの効果が期待できるとともに、四季の移り変わりを五感で味わうことができます。わざわざ遠くへ出かけなくても近所の公園などにもいろいろな野鳥がやってきます。まずはひとつお気に入りの場所を見つけて観測することから始めてみませんか。
デジカメを持って散歩しています
散歩をしていると見たことのない野鳥に遭遇することがありますが、野鳥は警戒心が強く、近づくとすぐに飛んでいってしまいます。また小さいために肉眼ではその姿をはっきりと見ることができません。そこで役立つのが双眼鏡やカメラです。カメラのズームを使うと離れた場所からでも撮影ができるため、野鳥を脅かすこともなく落ち着いて撮影することができます。コンパクトデジタルカメラは小型で軽量なため、持ち歩いても苦になりません。デジタルカメラの良い点はカメラさえ購入してしまえば、その後はほとんど費用をかけずに写真撮影を楽しめるということです。撮影した写真をパソコンなどに保存したのちにSDカードの画像を削除すれば、繰り返し撮影することができます。また、写真を撮っておけば後で野鳥図鑑などで名前を調べることもできます。野鳥撮影の愛好者は多く、ツィッターなどには毎日たくさんの鳥の写真や動画が投稿されています。
バードウォッチングにおすすめの一冊「鳴き声と羽根でわかる野鳥図鑑」
池田書店 参考価格:¥1,760 サイズ:縦18.2㎝×横12.8㎝×厚さ1.5㎝ ページ数:256ページ 鳥の種類:144
この本は文字情報だけでなく、写真や羽根によるビジュアルとQRコードで聴ける音声により、まさに「現場」でその野鳥の識別が可能な構成になっています。鳥はすべて写真で紹介されているのでわかりやすく、とても癒されます。また、144種類の鳥が①身近にいる鳥②里山にいる鳥③野山にいる鳥④水辺にいる鳥⑤海にいる鳥⑥島鳥に分類されているので、鳥の名前をスピーディーに調べることができます。
▲私も使っています
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